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「継続は力なり」とはBloggerユーザーの為だけにある言葉だった。

Bloggerのロゴを囲む王冠とチャンピオンベルト
Microsoft Copilotで生成

内心では「自分の人生、これで良いのかな」と思いつつも惰性で人生を継続中のみなさん、こんばんは。

さて、Bloggerの記事を検索エンジン最大手に仕立て上げるのは骨が折れる。骨折りゾーンとも言えるくらい、雲を掴むようなテリトリーだ。

大抵の人はnote.comやAmebaブログ、はてなブログなどを使うだろう。特にnoteは流行ってるので、タイトルだけを見て"スキ"を付ける人たちと交流するにはうってつけの喫茶店だ。

そう、スターバックスコーヒーショップのように、流行りに乗れれば何でもいい、みたいなカッペが集まる場になってるわけで、わたしがあまりにも世間知らずなカッペすぎた20代の頃にnoteがあったら紛れもなくnoteユーザーになって、偽りのフォロワーにドーパミン欲求を満たしてもらっていただろう。

ほとんどが偽の"スキ"とはいえ、noteは検索にもかかりやすいし、note内の検索バーもかなり使われてるだろうし、不特定多数派の人々にリーチングすることができる。noteの唯一の素晴らしいところはおすすめ記事の通知が来るところで、それによってXその他のソーシャルメディアのように一瞬でフィードから流れ去ることなくメールボックスに残り続ける点にある。

そんなわけで無名の学者が自分の意見を人々に聞いてもらうにはYouTubeかnoteくらいしかもはや選択の余地がない季節ではあるが、そんな時代遅れな時代にあって、今なおBloggerを利用し続ける人々がいる。私はそんな彼/彼女らを"力"と呼んでいる。

Bloggerはそのサービス自体、2010年あたりからもうずっと終了すると噂され続けてきたが、SNSの流れにも負けず、かといって逆らうわけでもなく虎視眈々(こしたんたん)と継続され続けてきた。継続というよりは放置されてきたとも言える。そんな放置っぷりこそがBloggerのある意味普遍的とも言える強さなのでしょう。(実際には微妙にアップデートされ続けてる)

noteには"#毎日note"など、毎日利用させることを目的としたハッシュタグが準備されてる。しかしながら、noteを毎日書くことくらいドーパミンに飢えてる人なら誰にでも出来るわけで、どれだけ継続しようとも私はそれを"力"とは思えないのだ。

noteが持つ"力"とは何か。それはSEOの強さではなく、単に"流行ってる"ってことだけだった。それは確かに力ではあるが、一時的なドーピングのようなものにすぎず、流行りはいずれ廃れるもの。高額な料金を払わないと独自ドメインを使えないnoteを使い続けても、力にはならないのだ。

ではWordpressはどないでっか?という、ダサくて美しくない関西弁を使う奴がいるが、「オレはマンガなどで関西弁のキャラが出てきたら読み飛ばしてる」としか答えようがなかった。

ちなみにWordpressを継続利用し続けることは、HTMLのスタイリストにとっては絶対的な力を持っているが、文章ライターや独創的なご意見番にとっては、ブログのカスタマイズそれ自体が目的になってしまうようなWordpressの継続は単に無駄な努力でしかない。

こうやって人々の犯した過ちを振り返ってみると、「ああ…オレってやっぱり正しい行いをする人だったんだな…」と思わずにいられず、身体の芯からみなぎってくる力を実感するのである。

継続は力なり、とはまさに全日本Blogger選手権の出場者だけに与えられし栄冠なのである。

如意


あとがき

内心Wordpressやはてなブログなどは認めているが、noteとAmebaだけは無いわぁ…


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