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冬になるとドラゴンクエストVIII 〜空と海と大地と呪われし姫君〜 をプレイしたくなる

雪景色背景のドラゴンクエスト8ロゴ

毎年冬になるとドラクエ8をやりたくなる。 

DQ8は全体的に冬っぽい雰囲気で、ストーリーの後半に登場するオークニスっていう雪国の雪景色と豪雪地帯の街の雰囲気を味わう為だけに最初からプレイする。

クリア済みのセーブデータを使って雪国に行けばいいだけだがそれだとありがたみが無くなる。豪雪地帯の人には分からないだろうがオレにとって雪と月はこの世で最も美しいものの一つで、雪が降ると気持ち悪く幼児返りして、自分がうつ病であることや、死しか救いがないことも忘れてはしゃぎ回ってる。

雪は自分が犯してきた罪を覆い隠してくれるのが良い。そして自分の美しい所だけを見せられるのが良い。ゲームやアニメのように都合よく理想や妄想を具現化してくれる魔法のようなもの。

本日2025年1月6日はそんな雰囲気の月曜日だった。都内では雪は降ってなかったが雪が降りそうなくらい寒くて午後から雨が降っていた。

元旦から昨日まで毎日昼だけUberを稼働してたオレは今日は一日休むことにしてたが17:30からの雨クエスト(雨の日に配達単価が増えるイベント)が発生したから夜ちょっとだけ稼働しようかと思ったが寒すぎて無理だった。

寒すぎる雨の夜はさすがにやりたくない。こけて怪我したり風邪ひいてしばらく稼働出来なくなったら元も子もない。確認しなかったがおそらく今日は「近くにドライバーがいません」ってなって注文出来ない店舗も多かっただろう。逆に客としてUber頼もうかと一瞬考えたが罪悪感があってやめた。

そして結局数日前からちょっとずつ進めてたドラクエ8の続きをやることにした。

ほんとは年明けからずっとやろうと思ってた、ここ数年の創作活動の振り返りとかいろいろやるべきことがあったがいつもの悪い癖で後回しにしてしまった。

さらに悪い癖で一度没頭し始めるとやめられずトイレも限界まで我慢していた。

結局昼過ぎから深夜まで続けて雪国に到達した。

雪国では体を温めるために人々が昼間っからウォッカを飲んでて、マンガや映画などのキャラがタバコを吸ってると感情移入して自分もタバコを吸ったり同じ食べ物を食べるオレだったが、酒に起因する不整脈とパニック発作に連日連夜苦しんでいたのでまた発作が起きるのが怖くてオークニスでは酒は飲まなかった。(実際には昼と夕食時に少し飲んだ。寒い日は豚汁やおでんと一緒に焼酎が飲みたくなってしまう)

歴代のドラクエの中でも(普通に進めれば)DQ6のムドーなどと並んでトップクラスの難易度バランスの中ボス、ドルマゲスと緊張しながら戦闘してると、不安パニック症状が湧き起こってきたがなんとかやり過ごした。

いつも通り、ククールはベホマラーを覚えてなかった。ゼシカはギリギリでフバーハを覚えていた。バニー姿のゼシカを先頭にしてアジトに乗り込んだが、さすがにドルマゲス叔父さんと闘う時には身かわしの服に着替えて後列に置いた。

最近は死の不安が強く、いつまで人生続けなきゃいけないんだという絶望感や焦燥感と鬱が激しいため、ゼシカに対する興奮もかなり冷めてる。それでもドアップにして眺めたりはしていた。

身かわしの服やダンシングメイルは今回も活躍してくれた。身かわしの服とバギが活躍するっていうだけでもDQ8は高く評価出来る。6と7の反省から転職システムを廃止して仲間モンスターもかなり限定的になったのも良い。事実上最後のナンバリングタイトルに相応しいものだと言える。

繊細すぎて逆に性格が歪んでしまったドルマゲスおじさんのとどめを仲間モンスターで刺したかったが数ターン早かった。それでもパンツマスクやゴールドマンが大ダメージを与えてくれた。

プレイを終えた感想は、むなしい。早く他界したいし働きたくない。というものだった。

明日からまた何のために生きてるのかも分からないと思いながら惰性で音楽作りをやっていくのだろうか。何のために? 


あとがき

ニュースを全く見ないから知らなかったけどキラーマシンの作者の鳥山明さんは亡くなられたみたいですね。。オレもはやく居なくなりたいです。。合掌


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